近鉄「しまかぜ」に乗って志摩まで行ってきた(その1・予約から乗車まで)
伊勢神宮の式年遷宮にあわせて登場した、近鉄の新型特急「しまかぜ」。乗る機会をうかがっていたんですが、ついにこの6月末に乗ることができました。
名古屋から終点の賢島駅まで、家族三人でフルに満喫してきました。
まずは、乗るまでのお話です。
まずは予約
予約状況を見れば一目瞭然ですが、名古屋方面、大阪方面に各一往復のみという少なさなので、予約は欠かせません。
乗車の一ヶ月前から予約ができるのですが、今回は一日出遅れました。
近鉄の予約サイトにログインしたところ、その時にはすでにボックス席は当然なし、プレミアムシート(全席プレミアムなので一般席にあたる)は半分くらい空いている状況。さっそく、横並びで2席を確保しました。
ここで自分は、いい選択と悪い選択を1つずつしてしまっていたことをあとから知ることになります…。
「しまかぜ」予約にあたって、よかった選択と悪かった選択
よかった選択
オンライン予約をした際、自分は、先頭車両を予約したつもりでした。
が、実は取ったのは最後尾。
あとから気づいて「変更だ!」と思ったんですが、さすがに空きはなく間に合いませんでした。
前面の展望を楽しみたかったんですが、いざ乗ってみると…
- とりたてて絶景というわけでもない(北勢〜中勢は町と田んぼ、最後の方は山の中)
- 先頭車両は見に行く人も多いので、ごちゃごちゃとうるさい(自分も子ども連れて見に行きました…)
- 逆に最後尾車両は出入りが少なく静か
- 座席横の窓が広く高く、座席からゆったり横の車窓を見たほうが楽しく快適
というわけで、どこに座ってもプレミアムなのであれば、最後尾車両を選んだことは大正解でした。
また、乗車するときは改札に一番近いので乗りやすく、賢島駅まで行くのなら、降りてからじっくりと陽の下で車両全体を見て歩くこともできます。
最後尾車両、マジオススメ。
悪かった選択
予約する際に、自分はいつもの近鉄特急と同じく「チケットレス乗車」を選択していました。予約画面をプリントアウトして持っていけば、乗車の前に特急券を窓口で受け取る必要がないサービスです。
しまかぜは、乗車後に、パーサーの女性が記念乗車証をもってきてくれます。
そこには、特急券サイズのスリットが入っていて、券を挟めるようになっていました。
…あ!挟むものがない!
アナウンスを聞くと、しまかぜには、特急券の他にもう一枚専用の乗車券があったようで、どうやらそれをそのスリットにはめると「記念」が完成する仕組みだった模様。
モノにはあんまり執着しない方ですが、こういうのをやりそびれるのはどうにもガッカリです。
鉄の方ならそもそもしないとは思いますが、しまかぜに乗るときには、面倒でもチケットレス乗車はやめましょう。
ちなみに、検札はありませんでした。
しまかぜはほぼ満席だからいいのかもしれないですが、近鉄は普通の特急でも検札しないですね。特急については、タダで乗ってる人絶対いるよなぁ。
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