さくらWORKS<関内>オープンナイト vol.1
去る8月19日金曜日、ヨコハマ経済新聞などを運営しているNPO法人、横浜コミュニティデザイン・ラボのシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」主催の交流会に、お誘いをいただいて参加してきました。
2011年4月に関内桜通り沿いに、築44年のビル一室をリノベーションしたラボのNPO会員向けシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」をオープンしました。
この通りは、道行く人を楽しませようと八重桜の並木を植える「ホスピタリティ」の遺伝子を受け継ぐ地域の方々に支えられています。私たちは、新たなまちづくり・社会づくりのエンジンとなるようなメンバーがゆるやかに集い、よりよい変化を生み出していけるような「仕事=WORKS」を積み重ねたいという思いを、名称の「さくらWORKS」に込めました。
入居する会員は、ウェブプロデューサー、デザイナー、研究者、マーケティングプランナーなど個性豊かな面々がそろっています。今後、市民や企業を対象にしたセミナーなどもこの場を活用し、企画していきます。
…というわけで、実に多彩な方が集まっていらっしゃいました。
共通するのは、非常にアクティブであること、横浜で活動をされていること。地域を盛り上げる企画にかかわっていること。
地域に関わりがなかった
自分は、2004年に脱サラしてから横浜に来るまでのおよそ6年くらいの間に、4回引越しをしています。
一番長かったのが葛西ですが(よく治安云々言われたりしますが、平坦で静かで、とても住みやすい町でした。今でも大好きです)、それでも2年弱。しかも都会の一人暮らしなので、なかなか住んでいる地域の活動に関わる機会がありませんでした。
実際は、機会を設けようと思えばあったかもしれませんが、もともとの性格的に、それほど積極的には行動しませんでした。時間があると、一人自転車で葛西臨海公園や都内臨海部を走りまわる日々。
やがて父親になって、横浜に根を下ろして浮草生活にピリオドを打ったわけですが、そうなると、必然的に地域との関わりを意識するようになります。仕事も、子育ても、生活の殆どをここで過ごすわけです。なんとか、自分のできることで地域と関わりを持って行きたい。
しかし、どのようにそれを実行していけばいいか、正直全くわかりませんでした。いくつか行動したことはありますが、いずれも実にはなっていません。
そんな折、今回の交流会です。
これは!
自分にできないことをしている人たちが集まっている、そのことに素直に感動しました。
自分で考えて、動く。それができる人たち。
まだどうなるかわかりませんが、まずはその場に参加させてもらえないだろうかと考えています。
横浜でレンタルオフィスを考えると、SOHOクラスとはいえ、月々数万円から、下手をすると十数万円はかかります。制限が厳しい物件も多い。
一方さくらWORKS<関内>は、とてもお値打ちで、いい意味で緩く、自分が見たかった活動も見ることができる。手伝うこともできるかもしれない。これはもう使わせていただくしかありません。
いまのところ、その場の勢いで、他の方と合名で借りようかという話になっており、実現すれば、セカンドオフィスとして使わせていただいて、いろいろ学ばせていただこうと考えています。
実に楽しみです。