夏に向けて、Raspberry Piの冷却について考える
夏が近づくとアクセスが増える記事があります。
結論としては「USB扇風機最強」となったのですが、我が家でサーバーとして大活躍中のRaspberry Pi 3も、夏に向けて冷却を考えなければならなくなってきました。
ここまで暑くなる前から、触ると結構熱かった。
Raspberry Piの動作温度を測る
Raspberry Piは、動作中のCPUおよびGPUの温度を確認することができるそうです。
これで確認したところ…
$ sudo /opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp
temp=81.7'C
$ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
80592
なんとGPUは81.7℃、CPUは80.5℃(1000で割る)!あっつ!
これはまずい気がする…と、思いついたソリューションはやはりUSB扇風機。
ソリューション… pic.twitter.com/HBjzxXmZK7
— KADOYAN? (@kadoyan) 2017年7月17日
最初の「夏に向けて、MacBook Proを冷やす方法を考える」に出てきた、まさにそのUSB扇風機です。いまだに動いてすごい。そしてまた、結果もすごかった。
$ sudo /opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp
temp=64.5'C
$ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
61224
付けた直後に20℃下がった!すごい!
しばらく回してたら、GPUは59℃まで下がりました。
おすすめのUSB扇風機
というわけで、このRaspberry PiにつけたUSB扇風機は「Arctic Breeze」というシリーズなんですが、いつの間にかずいぶん値が張ってますね…。昔こんなに高かったかな。
フレキシブルなアームがすごくよくて、音も静かで風もなかなかあって、当たってもそんなに痛くないので、台付きのやつをデスクトップでも使っています。
公式サイトとかAmazon.comでみると15ドルくらいなのに、なんで並行輸入っていうやつが6000円以上するんや…。
早めに、Amazon.comから買うのがいいかも。